【デング熱】冬待つしか…封じ込めは困難 蚊の駆除など対策に限界
東京・代々木公園を中心に感染者が拡大しているデング熱で、これまで患者の発生がなかった公園にもウイルスを持つ蚊が広がっている可能性が6日、浮上した。ウイルスは空気感染や人から人への感染はしないが、感染者の行動範囲は広く、全ての場所で蚊の駆除を行うことは難しい。厚生労働省は「インフルエンザなどのように一気に拡大する病気ではなく、ウイルスを媒介する蚊も冬になればいなくなる」として、感染拡大はあと1カ月ほどで終息する見通しを示した。