大手企業から肉体労働へ、転職する中国人が続々 過酷な長時間労働と人材不足が再考促す
かつてリオン・リーさん(27)は中国最大手のIT企業に勤務し、ささやかながらも必要不可欠な仕事をしていた。
事務職員として会議の日程を調整したり、書類をまとめたり、上司が必要とするものを準備したりと、四六時中仕事に励んでいた。
だが今年2月に退職。安定した仕事と十分な給与からは手を引き、ストレスの少ない訪問清掃業に転職した。
「毎朝目覚まし時計が鳴ると、目の前には憂鬱(ゆううつ)な将来しかなか...