【東日本大震災】被災での転校、なお2万人超 福島から県外9800人、震災直後下回る
東日本大震災の影響で転園・転校した子供を全国の学校などが受け入れた人数が、5月1日現在で2万1775人となり、昨年同期より1918人減少したことが26日、文部科学省のまとめで分かった。東京電力福島第1原発事故の影響が大きい福島県から他の都道府県に移ったのは1219人減の9767人で、震災直後の平成23年5月の9998人を下回った。文科省は「被災地に戻る流れもあるが、転校の理由が被災から経済的な事情など2次的な理由に変わり、数字に表れていない可能性もある」としている。