天神祭船渡御の貸切船、今年も満席で催行 OATA
協同組合大阪府旅行業協会(OATA、徳原昌株理事長)は7月25日、天神祭・船渡御で貸切船を運航した。今年で9回目を迎えるOATA恒例の着地型旅行企画で、今年も定員の300人いっぱいで実施した。天神祭は、日本三大祭りの一つに数えられる大阪天満宮(大阪市北区)の祭事。市内を流れる大川に大小100隻を超える船が行き交う船渡御は天神祭のクライマックスで、約4千発の奉納花火が打ち上がる。
OATAの貸切船「御金弊船」は今年も満員
OATAの貸切船「御金弊船」は、船渡御の船列の中で最大級。乗船客は全員そろいの法被姿で行き交う船と「大阪締め」を体験し、空と川面を彩る花火を観賞した。
OATAの貸切船は旅行会社として唯一のもので、通常は祭の関係者しか船には乗れないため希少価値が高く、毎年早々に完売する。来年は就航10周年に当たり、OATAでは水の都・大阪を体感できる本物の旅行企画としてさらに売り込みを強化する。