小林エリカさん長編小説「マダム・キュリーと朝食を」
「目には見えないものを紙にとどめてみたい気持ちがすごく強い。放射能もそうだし、時間もそうかもしれないですよね」。そう話すのは、繊細なタッチの漫画でも知られる多才なクリエーター、小林エリカさん(36)。先月刊行された長編小説『マダム・キュリーと朝食を』(集英社)は三島由紀夫賞と芥川賞の候補に選ばれた話題作だ。
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