【話の肖像画】作家・西村京太郎(83)(4)
実家には母親や妹たちがいたけど仕事を辞めたことは話さず、毎日スーツを着て仕事に行くふりをして、上野の図書館で作品を書いていました。でも、懸賞小説に応募してもなかなか成果は出ず、そのうちお金が無くなってパン屋に住み込みで働くことになったのです。本当のことを明かすと、母親は泣いていました。
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