「カモ・ネギ送客キャンペーン」を継続 奈良県旅行業協会
全国旅行業協会奈良県支部(中川宜和支部長、51会員)はこのほど、奈良市の春日野荘で、第28回通常総会を開いた。中川支部長は、公益法人制度により現在任意団体の支部が一般社団法人化し本部の受け皿機関になることなどを説明。「中小旅行会社は一致団結して新時代を切り開いていかないと生き残っていけない。共に協力していこう」と呼びかけた。
引き続いて行われた奈良県旅行業協会(中川宜和会長)の第28回通常総会では、昨年から実施している事業のひとつ「ヤマトからカモ・ネギ送客キャンペーン」について報告。同協会の会員から受入・協力会会員への企画商品造成・送客に対して販売助成するキャンペーンで、昨年は6カ月間で参加旅行会社11社、809人の送客があったことを伝えた。
年度事業は全旅協旅行災害補償制度の利用促進、全旅クーポン制度の利用拡大、チラシ広告の定期配布、協力会との交流―などに取り組む。
併せて行われた協力会(安藤元量会長=安藤予約センター、145会員)の総会でも「カモ・ネギ送客キャンペーン」に積極的に取り組んでいくことを確認した。
同キャンペーンは今年、6月1日―8月10日と10月9日―3月25日の2回行う。このほかの事業として夏の交流会、新年互例会、情報交換会などを開催する。
協力会への加入は昨年から急激に増えており、昨年4月から今年3月までで31社が新たに加入している。