"官兵衛号"で姫路・長浜へ JR西日本、新快速などにヘッドマーク
「黒田官兵衛」のイメージキャラクターのヘッドマークを付けたJR西日本の新快速や快速電車が7月5日から走っている。官兵衛ゆかりの兵庫県姫路市と滋賀県長浜市が共同で製作し5日、大阪駅でヘッドマークの受領式が行われた。
大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送で盛り上がる姫路市と長浜市。ともに官兵衛をテーマにした博覧会を開催している。両市間は、最速約2時間半の新快速が直結している。ヘッドマークが付く車両は15編成あり11月30日まで先頭車を飾る。
「黒田官兵衛ヘッドマーク」付き新快速電車の出発合図をする大阪駅長
受領式であいさつした姫路市の寺前實副市長は「博覧会は6カ月で30万人の入場者を達成しました。リピーターにも楽しんでいただけるように模様替えなど行っていきます。改修工事を行っていた姫路城は来年3月にオープンします」。
長浜市の藤井勇治市長は「長浜の博覧会も好評です。官兵衛ゆかりの地として、広大な琵琶湖に面した長浜へぜひお越しください」。
JR西日本の塩島孝神戸支社長は「3月から官兵衛のラッピング車両を運行しています。ヘッドマーク付き列車でさらにたくさんの皆様に新快速を利用して両市を訪れていただきたい」。
また、この日は大阪駅構内で官兵衛ゆかりの地が観光PRイベントを行った。姫路市と長浜市のほか、官兵衛の愛刀備前長船で知られる広島県瀬戸内市、福岡市、大分県中津市の観光大使やイメージキャラクターが一堂に集まった。クイズ大会などが行われた。