【正論】「8・15」に思う 戦後「個体至上主義」から脱却を
集団的自衛権行使容認に関する新たな政府解釈が閣議決定され、ひとまずの安堵(あんど)を得ている。しかし、個別的であれ集団的であれ、自衛権行使を容認して、いったいわれわれは何を衛(まも)ろうというのか。この肝腎(かんじん)のところを誰も語らない。それでいいのか。憲法改正に向けての議論がいずれ本格化するであろうが、議論の中枢に据えられるべきはこの論点である。
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