一押し素材を紹介 長野県、東京で商談会開く
信州・長野県観光協会は7月7日、東京・池袋のホテルメトロポリタンに旅行会社やメディアを招き、旅行商品造成商談会を開いた。個別商談の前に開かれた全体説明会では、同協会の担当者が長野県内を東信州、諏訪、伊那路、木曽路、日本アルプス、北信濃の6エリアに分け、それぞれ見どころやトピックスを紹介し、旅行商品化やメディアでの紹介を促した。
各エリアの一押しは、東信州エリアが毎年4月下旬に上田市で行われる「上田真田まつり」。2016年のNHK大河ドラマに「真田丸」が決まったことを紹介した。諏訪エリアは岡谷蚕糸博物館。世界文化遺産に富岡製糸場が登録されたことで、にわかに注目を集めそうな施設。
伊那路エリアは2015年4―5月にかけての元善光寺の御開帳。善光寺の御開帳と併せて両参りの機会。木曽路エリアは御岳ロープウェイ。夏の平均気温18度の涼しい世界へ。
日本アルプスエリアは白馬山麓ナイトゴンドラ。8月中旬から9月下旬まで運行する。北信濃エリアは飯山の菜の花畑。15年春に開業する北陸新幹線飯山駅からタクシーで15分の近さ。数えで7年に一度の善光寺の御開帳は4月5日―5月31日まで。善光寺の僧侶で徳寿院住職の清水雄介さんが概要を説明した。
出雲大社、伊勢神宮の集客の勢いが、今度は善光寺に押し寄せる。
善光寺の僧侶・清水さんが紹介