県観光浮揚へ総則に「振興」 岐阜県旅ホ組合・総会
岐阜県旅館ホテル生活衛生同業組合(瀧多賀男理事長=下呂温泉・水明館)の2014年度通常総代会がこのほど、恵那市の恵那峡グランドホテルで開かれた。定款の一部を変更して総則に「観光の振興」を加えたほか、今年度中に岐阜県との災害協定を締結することを決めた。定款の変更は、組合員が受け入れ体制の充実を図り、県観光の「浮揚を期す」ことを組合の目的とした。観光関係団体との連携を強化し岐阜県観光のPR、誘客活動を積極的に推進していく。
また、県との災害協定は、東日本大震災時に高山や下呂で被災者約100人を受け入れた実績を踏まえ、地震などで帰宅不能になった観光客や市民を受け入れるなど、組合加盟の旅館ホテルを緊急避難先とする。
瀧理事長は「組合員にとって有益な事業を展開していきたい」とし、今年度事業の推進に取り組む決意を示した。
決意を語る瀧理事長