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耐震化支援拡大を 全旅連・総会

耐震化支援拡大を 全旅連・総会
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連、佐藤信幸会長=日本の宿古窯)の通常総会と理事会は全国大会の前日6月3日、宮城県南三陸町のホテル観洋で開かれた。佐藤会長は、東日本大震災で全旅連加盟の旅館ホテルが525万泊の被災者を受け入れた実績を基に、900万人の避難民が予測されている南海トラフを視野に耐震改修問題について言及。 「加盟旅館ホテルだけで1日150万人の宿泊キャパがある。被災者を受け入れることができる宿泊施設には5千平方メートル未満であっても一般の施設と同様に(耐震改修)支援を行ってもらえるよう要望したい」と語った。 大手チェーンホテルが全旅連への一括入会を求めている件も議事に挙がった。入会金や年会費、NHK受信料取りまとめ契約などの対応は今後、都道府県理事長からの意見を聞きながら進めていくことになった。 総会で選任された新役員は次の各氏(敬称略)。 副会長・北陸ブロック会長=安藤精孝(石川県組合理事長)、同・東京ブロック会長=齋藤源久(東京都組合理事長)▽常務理事=北堀篤(埼玉県組合新理事長)、中山大輔(青森県組合理事長)、井上善博(福岡県組合理事長)▽専務理事=清澤正人(全旅連理事)。
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