【江藤詩文の世界鉄道旅】タイ鉄道(4)“食堂車”は誰のため?…本場の料理は目の覚める辛さ
夜明け前のフアランポーン駅で、出発準備を進める列車の外観を眺めたときから、心を奪われていた。前から4番目の車両。古ぼけてほこりっぽい他の車体とは異なり、鮮やかな黄色の塗装が施され、「レストラン」の文字が誇らしげに輝いている。食堂車だ。
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