【江藤詩文の世界鉄道旅】タイ鉄道(2)自由過ぎでしょ、車掌さん…カメラを向けたらドア全開に
定刻の2分前にフアランポーン駅を出発したタイ鉄道東北線南線快速列車135号は、順調に1時間以上遅延し、むっとするような熱気の立ちこめた車内の空気はだれきっていた。乗車してすでに5時間。観光客はほとんど乗っていない車内を2往復もすれば、乗務員も売り子ももはや顔見知りだ。
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