性的虐待でバチカン前大使が有罪、聖職者の地位はく奪
ローマ法王庁は27日、未成年者に対する性的虐待容疑に問われていた中米ドミニカ共和国駐在のバチカン前大使の有罪を認定し、聖職者の地位をはく奪したとの声明を発表した。
事実関係などを調べていた法王庁の審問機関による結論で、前大使のポーランド出身のヨゼフ・ベゾロフスキー大司教は今後、バチカンの司法当局に裁かれることになる。ただ、審問機関の判断などに対し今後2カ月間内に異議申し立てが出来る権利がある。
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