大地震も耐え抜く、台湾一の超高層ビル「台北101」を支える制振構造とは
今月3日に台湾を襲ったマグニチュード(M)7.4の大地震では、少なくとも9人の死者が出た。台湾の内政部消防署(消防庁)の発表によれば、770棟の建物にも被害が生じたという。
台湾で起きた地震としては過去25年で最大規模となった今回の地震は、震源地から約130キロの距離に位置する首都台北でも建物が激しく揺れた。だが、現代工学の偉業によって、かつて世界一の超高層ビルであった「台北101」は無傷だっ...
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