【異論暴論】日本人の魂の系譜をたどる 憂国の芸術、西郷隆盛・山岡鉄舟の書
書に向き合うと、人間に出会ったような気になる。書き手が歴史上、著名な人物であればなおさらだ。筆勢にこめられた息づかいに、時を超えて共鳴するからだろうか。カラーグラビア「憂国の芸術」では、実業家で著述家の執行草舟氏のコレクションを毎月紹介している。今回は幕末から明治にかけて活躍した西郷隆盛と山岡鉄舟の書だ。
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