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「消えた飛行場」を訪ねる 東近江市観光協会がツアー参加者募る

「消えた飛行場」を訪ねる 東近江市観光協会がツアー参加者募る
滋賀県東近江市に終戦まであった陸軍八日市飛行場などの戦跡を訪ねるツアーが6月8日に行われる。東近江歴史探訪の旅「消えた飛行場」と題し、一般社団法人東近江市観光協会が主催する。陸軍八日市飛行場は1922年(大正11年)に開設された。それまでは民間の飛行場だった。最盛期には約9千人もの兵が駐屯する規模だったという。45年8月の終戦とともに閉鎖された。飛行場跡地は大半が工場や住宅地にかわっているが、丘陵部に17基の掩体壕群が残っている。飛行機を空襲などから守るため造られたもので、これほど残存しているのは全国的にも珍しい。 ツアーは、郷土史家が当時の様子や戦跡を具体的に案内。グラマン戦闘機の弾痕が残る石や戦闘機のプロペラなどを展示する滋賀県平和祈念館などを訪れる。すいとんやはったい粉など戦時食の試食もある。郷土料理の昼食が付くほか、道の駅で特産品を購入する時間も設けている。 参加費は1人7400円。定員は30人。申し込み、問い合わせ東近江市観光協会TEL0748-48-2100。
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