新幹線開業を見据える 富旅協協力会が総会
富山県旅行業協会協力会(239会員、濱田政利会長=延楽)はこのほど、石川県和倉温泉の加賀屋で第41回通常総会を開いた。濱田会長は「いよいよ来年3月には北陸新幹線が開通する。JRによるデスティネーションキャンペーンも開かれるということで、現在10月に全国販売会議を富山で開けるように調整を行っているところだ。新幹線開業に向けてしっかりと頑張りたい」とあいさつ。
一般社団法人富山県旅行業協会の早川祐一会長(ツアーズジャパン)は「昨年富山県旅行業協会協力会は創立40周年記念事業として、障がいを持たれた家族や関係者約500人を無料で招待したチャリティーコンサートを無事終えられたことに感謝申しあげたい。今年は新幹線開業の1年前ということで様々な企画がなされており、人・物の相互交流が大いに期待される」と話した。
今年度事業は、会員の増強を図るなど組織の強化をはじめ、富山県の観光推進と県外エージェントとの情報交換を図ることなどを決めた。役員改選では濱田会長の続投が承認された。
この日発表された富旅協の地域別送客実績は、富山県がもっとも多く14万9564人、次いで石川県6万305人、東京都の3万7239人、長野県1万8061人、岐阜県1万6630人などだった。