山岳観光シーズン開幕 長野県各地で山開き
日本を代表する山岳観光県、長野県で4月下旬からGWにかけて、相次いで山開きが行われた。4月23日、木曽駒ヶ岳の千畳敷(駒ヶ根市)で中央アルプス開山式が行われた。標高2600メートルの千畳敷周辺の積雪は例年並みの約4メートル。同27日には千畳敷スキー場もオープン。5月下旬まで春スキーが楽しめる。今年は、山麓から千畳敷を結ぶ駒ヶ岳ロープウェイに6月28日から新型のゴンドラが投入される。
4月26日には美ヶ原高原(松本市)で観光シーズンの幕開けを告げる開山祭が開かれた。美ヶ原高原美術館、道の駅美ヶ原高原美術館、山本小屋ふる里館売店が同日から営業を開始した。
翌27日には上高地開山祭が上高地河童橋のたもとで開かれた。今年は日曜日に当たり、例年以上に多くの観光客と登山者が訪れた。海外からの団体客も多く、河童橋の上は北アルプスをバックに写真を撮ろうと多くの人で終日賑わい、ポーズを付ける外国語が飛び交っていた。
賑わう上高地河童橋
長野県と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートは今年の営業を4月16日にスタートさせている。