吉宗ゆかりの全国測量図 広島で発見、13日から公開
広島県立歴史博物館(広島県福山市)は9日、8代将軍徳川吉宗が1725年ごろ(江戸時代中期)に作らせた地図「享保日本図」の基になったとみられる測量図が見つかったと発表した。鑑定した東亜大の川村博忠客員教授(日本地図史)は「享保日本図について書かれた江戸幕府の記録と地図の地名が一致しており、同時期に作られたとみて間違いない。当時の測量方法を示す貴重な資料」と評価している。測量図は博物館で13日から公開される。
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