貸切バスに新制度(1) 適正運賃と罰則強化で安全考慮
国土交通省は4月1日から、貸切バスの新運賃・新料金制度を施行した。近年相次ぐ高速ツアーバス事故を受け、安全面を十分考慮したビジネス環境をバス会社、旅行会社間で再構築することを念頭に置いたもの。適正運賃の算出の厳正化、安全コストの計上で実質値上げとなるほか、罰則も強化するなど旅行会社にとっても影響は大きく、各地方運輸局が開いた説明会には多くの旅行会社が参加し、関心の高さをうかがわせた。
(トラベルニュースat 14年4月25日号)
→貸切バスに新制度(2) 時間・キロ併用制運賃方式を導入に続く
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