神戸ベイシェラトンに温泉登場 4月26日に温浴施設「濱泉」オープン/兵庫
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ(神戸市東灘区)は4月26日、温浴施設「神戸六甲温泉『濱泉(はまいずみ)』」をオープンする。海の香り漂う六甲アイランドに本格的な温泉が登場。和風のたたずまいで新たな癒しを提供する。同ホテルは2011年にホテルニューアワジ(兵庫県洲本市)が経営権を取得して以来、「和」をテーマにリニューアルを進めてきた。露天風呂付客室やクラブフロアなどを登場させ、12年秋からは敷地内で温泉掘削を開始、成功。今回の温浴施設オープンはその集大成であり、家族連れや女性、訪日客などをターゲットに一層の誘客を図る。
温泉は地下1600メートルから湧出するナトリウム・塩化物温泉。湯量は毎分最大400リットルで、湯温56.5度の高温泉。神経痛や疲労回復などに効果があるとされ、保温効果の高さが特徴だという。
「濱泉」は別館「シェラトンスクエア」3階になり、ヒノキの湯船など和の演出を凝らした露天風呂など男女合わせて7つの浴槽を設置。浴場内は和のしつらえになっており、サウナやホットカウチも設けている。貸切風呂やエステ、マッサージ、湯上がり処も備えるなど幅広い魅力でくつろぎの空間を創出した。
利用時間は、宿泊者は6―24時、日帰り利用は12時30分―21時。料金は大人2800円、宿泊者などは1500円。