国連総長、シリア大統領選に反対 「政治解決の道閉ざす」
シリア政府が6月3日に実施すると発表した大統領選に、国連の潘基文(パンギムン)事務総長が反対の立場を示している。
潘事務総長の報道官は、シリアが危機に陥った現状のまま大統領選を実施すれば「政治的プロセスを崩壊させ、政治解決の道を閉ざすことになる」と主張。中立的な「移行政府」の樹立と自由、公正な選挙の実施を柱とした2012年のジュネーブ合意にも沿わないと批判した。
同国では過去43年間にわたり、...
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