ＫＮＴ―ＣＴ、２月の取扱は４．５％減の３１８億円　海外旅行が低調

ＫＮＴ―ＣＴホールディングスの２月の旅行取扱総額は前年比４．５％減の３１７億９９００万円だった。 海外旅行の低調が響いた。国内旅行は同１．２％減の１８９億７３００万円。団体旅行が同１．６％増、個人旅行が同３．４％増と堅調だったが、クラブツーリズムが好調だったもののメイトが大雪の影響を大きく受け、企画旅行が同３．８％減となり、全体的に微減となった。メイトの方面別では中国四国、九州方面が好調を維持したが、北海道・沖縄・東北方面が伸び悩んだ。 海外旅行は同９．６％減の１１６億６３００万円。団体旅行はソチ五輪があったものの昨年に扱った大型インセンティブツアーの反動で同10．５％減、企画旅行はホリデイの東アジア方面の低調が続いたこともあり同14．１％減と大きく減らした。個人旅行は同０．２％減で前年並み。 外国人旅行は、同１．９％増の６億１１００万円。 なお、取扱額は近畿日本ツーリスト（ＫＮＴ）とＫＮＴ個人旅行、ＫＮＴ個人旅行販売、クラブツーリズム、ＫＮＴ北海道、ＫＮＴ東北、ＫＮＴ中国四国、ＫＮＴ九州、ユナイテッドツアーズ、ＫＮＴ商事の合算。