「患者の運命はもう手に負えない」 ガザの病院に最後まで残る医師、絶望的な状況語る
パレスチナ自治区ガザ地区南部のナセル病院に残った数少ない医師の1人がCNNの電話取材に応じ、イスラエル軍に襲撃されて1週間にわたって包囲が続く状況を「絶望的で壊滅的」と形容した。
「電気も酸素も暖房もなく、食料や水もほとんどない。我々は完全に包囲されている」。ナセル病院のハテム・ラバ医師はそう語る。
「私は医師として、看護師として、清掃員としての仕事をしている。患者の手当てをして食事を食べさせ...