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GWの国内旅行は関西の人気が上昇 JATA旅行動向調査

GWの国内旅行は関西の人気が上昇 JATA旅行動向調査
日本旅行業協会(JATA、菊間潤吾会長)はこのほど、今年のゴールデンウイーク期間の旅行動向調査結果として旅行先人気ランキングをまとめた。国内は大河ドラマや新施設の登場など話題の多い関西の人気が高まっているようだ。国内旅行の1位は東京。2位は僅差で沖縄が続き、3位は北海道となるなど航空機を使った長距離方面が人気を集める。4位の九州はクルーズ列車「ななつ星」によるメディア露出増が奏功した。定番の京都は5位。 旅行会社大手6社の予約状況からみた全体的な傾向として、関西圏の人気上昇が目立つ。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の舞台が兵庫県姫路市で、大阪にはあべのハルカスが開業、USJ人気などで京阪神地区では対前年同期比112.8%(3月上旬調べ)となっている。 そのほか、昨年遷宮で話題を集めた伊勢神宮、出雲大社人気も継続。桜と三陸鉄道全線開通の東北も好調だ。 海外旅行は1位台湾、3位シンガポール、7位香港など近場のアジアが人気。2位は定番のハワイだった。羽田空港の国際線拡大でカナダやヨーロッパなど長距離の羽田発旅行商品が伸びを示したほか、間際の予約増も特徴。 調査はJATA会員351社の営業、企画、カウンター担当者らにアンケートで実施した。
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