家電不法投棄27%減 環境省
環境省は、家電リサイクル法でメーカーによる回収が義務付けられたテレビなど家電4品目の平成24年度の不法投棄が、23年度比27・8%減の11万6500台(推計値)だったと発表した。23年7月の地上デジタル放送移行によるテレビの買い替えが一段落した影響とみられる。全体に占める割合は、ブラウン管テレビが74・0%で最多。次いで、冷蔵庫・冷凍庫15・9%、洗濯機・衣類乾燥機7・2%、液晶・プラズマテレビ1・9%、エアコン1・1%だった。不法投棄台数は、ブラウン管テレビが23年度比32・8%減だったのに対し、液晶・プラズマテレビは34・2%増えた。