消費増税影響なく10.4%増 楽天トラベル、GWの海外旅行予約
楽天トラベルは今年のゴールデンウイーク(4月26日―5月6日)の海外旅行の予約状況を発表した。3月14日時点で、海外宿泊人泊数は前年同期比10.4%増で、消費増税の影響を感じさせない好調さがうかがえる。国別ではベトナムの同101.4%増が伸び率のトップに。グアムやハワイが同50%超、マレーシアも約20%増加するなど近場、温暖なリゾートがキーワードに。円安や曜日配列も影響していそうだ。
旅行者を男女別にみると、50代女性が31.9%増、30代女性が22.1%増となるなど女性の伸びが目立つ。なかでも30代は男性も13・5%増で、この世代が全体の数字を押し上げている。
また、50、60代のハワイ人気が特徴的。この世代のハワイ方面の予約は前年同期比2倍以上と大きく伸びている。同社ではかつてのハネムーン先への再訪機運が高まったのではと指摘している。