近大・京大の研究用原子炉が運転停止 人材教育の不安も
国内の教育機関で近畿大学と京都大学の2大学だけが保有する実験・研究用の原子炉が相次いで運転を停止していることが22日、わかった。原子力規制委員会が昨年12月、電力会社の商業用原発だけではなく、実験・研究用の原子炉の安全性も審査する新基準を施行したためだ。現在のところ再開のめどはたっておらず、大学関係者は「研究や実習に原子炉が使えないと原子力関連の人材育成が滞り、長い目でみると原発の安全性の低下を招く」と懸念している。
日本の旅行をもっと面白くする