ネイサン・イングランダーさん 記憶の集積である現実を物語る
人種や言葉、文化の多様性は、現代アメリカ文学を語る際にますます外せないキーワードになっている。東京国際文芸フェスティバルに合わせて初来日したユダヤ系米国人作家、ネイサン・イングランダーさん(44)もそんな潮流を体現する一人。フランク・オコナー国際短編賞を受けた短編集『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』(新潮社、小竹由美子訳)を切り口に、創作観などを聞いた。
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