単独症状でも水俣病認定 運用指針、自治体に通知 基準変更せず、環境省 被害者反発
環境省は7日、水俣病認定基準の運用で、症状が手足の感覚障害だけでも患者認定可能とする指針を、熊本県などの関係自治体に通知した。単独症状でも水俣病と認めた昨年4月の最高裁判決を受けての措置だが客観的資料の裏付けも必要で証明困難なケースも想定され、認定患者が増えるかは不透明。複数症状組み合わせを原則条件とする現行基準の変更もしない。
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