太宰府 人名・身分記した最古の木簡 戸籍制度、7世紀末に完成
福岡県太宰府(だざいふ)市は12日、市内の国分松本遺跡で、人名や身分など戸籍の内容を7世紀末(飛鳥時代)に記録した日本最古の木簡が見つかったと発表した。律令(りつりょう)国家体制が整う大宝律令の施行(8世紀初め)に先駆けて、統治の基本となる戸籍制度が完成していたことを示す貴重な発見という。
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