新潟DC(4-6月)に向け 東京でキックオフパーティ
4月1日から始まる「うまさぎっしり新潟 新潟デスティネーションキャンペン(DC)に弾みをつけようと、2月13日、東京・池袋のホテルメトロポリタンで「新潟DCキックオフパーティ」が開かれた。主催した新潟県旅館ホテル組合から40人を超す旅館女将が参加したほか、泉田裕彦新潟県知事も出席した。
「雪国にとって春は生命の息吹きを感じる特別な季節。都会で忙しく働く人たちのひと時のやすらぎを新潟で感じていただきたい」
泉田・新潟県知事は、新潟DCを新潟県とともに主催するJR東日本をはじめ、在京の大手旅行会社や受け入れ側の新潟県の観光関係者ら出席した350人を前に新潟の春をアピール。
新潟県全域の旅館ホテルで展開している「にいがた朝ごはん」や「にいがた地酒の宿」プラン、日本三大夜桜に数えらえる高田城などの見どころを紹介した。
新潟の春をアピールする泉田・新潟県知事
来春開業する北陸新幹線にも触れ、「佐渡がますます近くなります」と関西圏からの来訪に期待を示した。
「『トキまで2センチ』のトキふれあいプラザや、放鳥されているトキに自然のなかや、民家の軒先で出会うのは新潟の旅のチャーミングな体験になるのでは」
会場では、ソチ五輪のスノーボードハーフパイプで2日前に新潟県村上市出身の平野歩夢選手が銀メダルを獲得したことが話題になっていた。平野選手は市内の中学校に通い、両親は瀬波温泉で飲食店を経営する。
主催者を代表してあいさつした野澤幸司・新潟県旅館ホテル組合理事長も、「歩夢くんのメダル獲得は、新潟DCのキックオフイベントにふさわしいニュースになりました」とお祝いと感謝を示した。