近畿11地域の観光展 JR大阪駅で魅力紹介
国土交通省近畿運輸局はこのほど、JR大阪駅の旧砂時計広場で「近畿の魅力ある観光地PR展」を開いた。2012年度の補正事業「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業(観光庁)」で採択され地域資源の旅行商品化の取り組みを行ってきた11地域の魅力を紹介した。観光展に参加したのは、滋賀県全域の「ビワイチ!トレイルランニング・プロジェクト」や大阪府富田林市の「楽食楽まちじないまち・暮らしと文化と食のおいしい旅」、神戸市の「神戸発・日本初イルカたちと過ごす感動の二日間」、和歌山市の「おいしい!楽しい!おさかなリゾート『紀州加太』」など11地域。
観光資源を発掘し磨き上げ、モニターツアーの実施などを通じて魅力度をアップさせた取り組みの成果をアピールした。和歌山県九度山町や奈良県吉野町・川上村などは特産品の販売も行った。
また、兵庫県播磨地域は「はりま酒文化ツーリズム」の取り組みを通じて生み出したご当地キャラ「もりりぃ」を登場させるなど、各地のゆるキャラも地域のPRに一役買っていた。
同局観光地域振興課の梅染昭子課長は「11地域のさらなる活性化につながれば」と話していた。