【女医エッセー しなやかに美しく】(33)年に1度は乳がん検診を
乳がんは、自分でしこりやひきつれなどの異常に気がついてから受診するのでは遅く、命にかかわってくる疾患です。ある程度大きくなり、がん細胞がリンパの流れに浸入するようになれば、全身に流れていく可能性があるのです。しかし、まだしこりにならないミリ単位の小さなものであれば、ほんの少しの局所の切除で済み、命にかかわることはありません。もちろん、乳房もほぼそのまま形を残せます。
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