【書評】『迷わない。』 櫻井よしこ著
一般の人々にとって氏のイメージは、節制された情熱を持ち、そして、まさに迷いのない信念を持ったジャーナリストとしての姿だろう。本書には、そのイメージの後ろにあって、これまでは見られなかった氏のプライバシーとジャーナリストとしての哲学の話が書かれており、非常に面白く、感心しながら読んだ。戦後の日本社会がどういう姿で、その時代を女性たちはどのように生き、その中で、「櫻井よしこ」というジャーナリストがどのように作られたのかがよく分かる。
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