【センター試験2014】(問題分析・国語)取り組みやすく、やや易化
第1問は、近世社会における漢文学習の役割を論じた評論からの出題。昨年の小林秀雄の随筆的な文章に比べて取り組みやすく、やや易化した。岡本かの子の短編小説が扱われ、本文は長いが設問はやや解きやすかった。「源氏物語」も出題。登場人物の発言内容を正しく読み取るのが容易ではなく、会話の趣旨についての設問と本文全体の内容についての設問は難しかった。漢文では、読み方と筆者の主張が合わせて問われた。国語全体としてはやや易化した。