【けっぱる-私の闘病記(2)】自覚なかった失語症 社会復帰への不安 「復職させる」妻の言葉支え
「タンポポは?」。言語聴覚士に絵カード2枚を見せられ、こう問われた。カードには、それぞれタンポポと鉛筆が描かれていた。確率は2分の1だ。悩んだ末に指を示したカードは「鉛筆」。「何か」は分かるが「名前」が出てこない。後ろから見ていた妻は声を出さずに泣いていた。
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