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往年の九州特急再び(1) 日豊本線でリメンバー

往年の九州特急再び(1) 日豊本線でリメンバー
かつて新婚旅行や修学旅行のメッカだった九州の再訪を促すリメンバー九州キャンペーンが現在、九州5県とJR西日本によって展開されています。でも、ハネムーンや修旅だけではなく、九州は鉄道の旅でも賑わった場所です。ブルートレインをはじめ九州での鉄旅に思い出を持つ人は少なくないはず...。ハネムーンや修旅 懐かしの九州へ JR「リメンバーにちりん」 11月23日、日豊本線・小倉駅(福岡県)―鹿児島中央駅(鹿児島県)間を約9時間かけて走破する「リメンバーにちりん」号が運行されました。キャンペーンに合わせて日本旅行がツアーとして実施したもので、クリーム色と赤色の懐かしい国鉄特急色485系が使用されるなどリメンバー感たっぷり。喜び勇んで参加を申し込みました。 485系は「雷鳥」など北陸本線で活躍した車両と同形式で、特にモーター音や独特の揺れが心地よく、とても懐かしい気持ちになります。それに加えて今回は「文字マーク」と呼ばれるイラストがない文字だけのヘッドマークを先頭車に再現、乗降口の方向幕には九州新幹線開業前の鹿児島中央駅の名称「西鹿児島」を表示する演出もありました。 リメンバーにちりん にちりんは現在も博多・大分―宮崎などを結ぶ特急列車として活躍しています。ただ、過去には博多―西鹿児島を日豊本線経由で直通運転していた時代もあり、乗車時間が約8時間と乗り鉄にはたまらない列車でした。九州新幹線や乗車人数の減少などの影響で、日豊本線を走破する列車は臨時でもめったに計画されません。 (トラベルニュースat 13年12月10日号) →往年の九州特急再び(2) 思い乗せゆっくりとに続く 1 | 2
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