産業観光まちづくり大賞金賞におおたオープンファクトリー実行委(東京)
公益社団法人日本観光振興協会(山口範雄会長)の第7回「産業観光まちづくり大賞」の金賞に、おおたオープンファクトリー実行委員会(東京都)が選ばれ、11月21日に同協会が石川県小松市で開いた「全国産業観光フォーラムinこまつ」で表彰された。同賞は産業観光を生かした観光まちづくりの優れた事例を表彰するもので、同協会と全国産業観光推進協議会が主催している。
グランプリにあたる金賞を受賞したおおたオープンファクトリー実行委員会は、東京都大田区の大田観光協会と工和会協同組合、首都大学東京、横浜国立大学、東京大学で組織。町工場の集積地である大田区において、工場見学や体験プログラム、まち歩きツアーなど「ものづくり観光」を推進している。職人との触れ合いや、駅の旧売店や銀行の営業時間外の店先を拠点として活用するなど地域一体での取り組みを展開。 地場産業の活性化や体系的な仕組みづくり、観光対応の整備状況などが評価された。
そのほか、銀賞には室蘭観光推進連絡会議(北海道) と、宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会(山口県)が受賞。特別賞」には秋田内陸縦貫鉄道株式会社・北秋田市(秋田県) と静岡商工会議所(静岡県)が選ばれた。