四国の14年は周年行事ラッシュ 東京で商談会
四国ツーリズム創造機構はこのほど、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで四国観光商談会を開いた。四国4県から100を超える企業や団体、首都圏の旅行会社などから150人以上が参加し情報交換や商談を行った。観光プレゼンテーションで平尾政彦・同機構事業推進本部長が「来年は四国の周年行事が目白押し」と紹介した。2014年は、日本で最初の国立公園の瀬戸内国立公園指定から80周年、松山市の道後温泉本館オープンから120周年、四国霊場88カ所で知られる四国霊場開創1200年の年を迎える。
平尾本部長は「昨年は逆打ち(四国霊場を逆に回る)の年に当たり、例年、10万人のお遍路さんが15万人に増えました。来年は1200周年です。チャンスを利用し儲けてほしい」と、旅行会社に四国ツアーの造成を促した。
また、各県からの見どころ紹介では、徳島県が春の阿波踊り、香川県が瀬戸内国際芸術祭後の継続公開作品、愛媛県がサイクリングしまなみや道後温泉本館の改装プレオープンイベント、高知県が観光キャンペーン・リョーマの休日などを紹介していた。
また、四国八十八カ所霊場会が、四国霊場開創1200年に当たり、88カ寺が記念スタンプをつくることや、特別拝観の予定などを紹介した。