下呂温泉で神社例祭と謝肉祭/岐阜
岐阜県・下呂温泉で10月、「下呂温泉神社例祭」と「下呂温泉謝肉祭2013秋~飛騨牛豪快焼&秋の味覚満喫フェア」が開かれた。いずれも秋の下呂温泉を盛り上げる風物詩だ。下呂温泉神社例祭は、豊かな湯の恵みに感謝する行事。毎年10月8日に開いている。ほら貝を吹き鳴らす山伏を先頭に下呂温泉ゆかりの人物らに扮した80人が参進行列を行ったほか、山形県の湯殿山本宮から分霊を受け建立25周年の節目に当たるため出羽三山神社の宮野直生権宮司による「本社幣帛料献上の儀」が執り行われた。宿泊補助券が入った団子や餅まきを行う「千子(せんご)まき」もあり、多くの温泉客で賑わった。
例祭で鏡開き
謝肉祭は20日、幸田河川敷で開催。飛騨牛の豪快焼、飛騨産コシヒカリ、キノコ汁が付いた飛騨牛セットには、雨模様だったにもかかわらず、多くの人が行列。最終的には1700人が来場する盛況ぶりだった。
瀧多賀男・下呂温泉旅館協同組合理事長(左)が飛騨牛を豪快に焼く