【和食が世界へ】（上）季節感と郷土色　「無形文化遺産」を機に見直し

　日本が国連教育科学文化機関（ユネスコ）の無形文化遺産に提案した「和食　日本人の伝統的な食文化」が事前審査で新規登録にふさわしいとされ、１２月に正式登録される見込みとなった。和食は既に世界でブームとなっているが、国内では伝統の継承を危ぶむ声も上がっている。今日は「和食の日」。登録の可否が決まるのを前に和食の魅力と課題を探る。