欧州人工衛星、大気圏突入で炎上・分解 被害報告なし
欧州宇宙機関(ESA)は11日、燃料を使い果たした人工衛星「GOCE」が日本時間の同日午前9時ごろ、大気圏に突入して炎上し分解したと発表した。
大気圏に突入したGOCEは、シベリア、太平洋西部、インド洋東部、南極の上空を通過したという。
ESAは、「衛星は予想通り、大気圏の上層で分解した。被害の報告は入っていない」としている。
GOCEは重さ約900キロ、全長5メートル。地球の重力分布や海洋循...
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