【日曜に書く】論説委員・坂口至徳 特定健診の勧奨に工夫を
生活習慣病の予防、早期発見をめざす厚生労働省の特定健診・保健指導は、スタートから5年を経て2期目に入った。40歳から74歳までの国民約5千万人を対象にするという世界でも例のない壮大な試みだけに、受診率の向上は困難だが、ベースになる課題である。多くの人が受診すればするほど、健康寿命の延長など医学的な成果や、膨大な医療費の削減に結びつくからだ。年々高まっているとはいえいまだ目標とは開きがある。
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