【書評】児童書 『都会のアリス』石井睦美作、植田真絵
13歳の少女、佐知子は、小4の夏休みに母親に薦められたルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を読んで、自分もアリスみたいになりたいなと思った。そこで、自らアリスと名乗ることにした。生まれたとき、母親の親友から贈られたウサギのぬいぐるみは、アリスの物語に出てくる白ウサギと同じように、チョッキを着てポケットに懐中電灯をつっこんでいた。
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