【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道ETS(2)マレー風“駅弁”…掛け紙は“バナナの葉”
指定された座席は、前から3両目のC号車13A。目の前には、売店とカウンター5席の小さなイートインスペースを備えた「カフェ」が設えられている。出発するや否やいそいそとのぞきに行くと、スカーフで髪を隠したマレー女性が、プラスチックの箱入りや紙包みを、カウンターにぎこちない手つきで並べていた。
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