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紀伊半島の"基礎"示す 連絡会議が観光パンフ作成/和歌山

紀伊半島の"基礎"示す 連絡会議が観光パンフ作成/和歌山
2011年9月の台風12号で甚大な被害を受けた紀伊半島の活性化を図ろうと、紀伊半島3県と自治体、国でつくる連絡会議がこのほど観光パンフレットを作成した。13年度から15年度にかけて紀伊半島で行われるイベント、自動車道の開通情報などを盛り込み、紀伊半島の観光振興に役立てるねらい。パンフレットは、紀伊半島の観光振興と社会資本の整備に関する連絡会議(事務局=近畿運輸局観光地域振興課、近畿地方整備局企画部企画課・広域計画課)が作成した。 今年秋に行われた伊勢神宮式年遷宮、来年の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録10周年、再来年の「高野山開創1200年記念大法会」の3大イベントを紹介。域内交通の所要時間、観光窓口の一覧、道の駅情報なども掲載した。 作成したパンフ 交通情報は、今年9月末に開通した熊野尾鷲道路・熊野大泊―三木里間や、年度内開通予定の近畿自動車道紀勢線(紀勢道)の海山―紀伊長島間などを反映した所要時間を示し「近くなる紀伊半島」をうたう。 また、京阪神や中京圏からの鉄道網、高速バスなどアクセス情報も詳述し、旅行会社が紀伊半島エリアに送客しやすいよう情報を網羅した。 近畿運輸局の観光地域振興課では「紀伊半島観光の基礎資料としてぜひ活用してほしい」としている。
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