今秋初登場「EATこバス」で周遊を 鹿児島県いちき串木野市
鹿児島県いちき串木野市から、いちき串木野総合案内所の福澤知香さん、県大阪事務所の西久保敏彦さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、今秋初めて走る周遊観光バス「EATこバス」を紹介した。バスは、さつま揚げの発祥地でありマグロが特産という食の「EAT」と、不老不死の徐福伝説など見どころの「いいとこ」をかけてネーミング。10月5日―2014年3月の土日に1日1便の計25便が走る。九州新幹線の終着駅JR鹿児島中央駅西口を9時15分に出発、10時にJR串木野駅に着き、16時まで市内を観光、JR串木野駅を経由して鹿児島中央駅に17時に戻るのが基本コース。
市内観光は日によって異なる。ミカン狩りとマグロづくしの昼食(10月19日)や焼酎蔵を蔵人の案内でめぐるコース(11月24日)、市の産品が一堂に集う「地かえて祭り」と焼酎の新酒を楽しむ日(10月27日)などが設定されている。陶芸体験(11月9日)を組み込んだコースもある。乗車運賃は無料。保険・資料代として小学生以上500円がかかる。昼食代や体験料金は現地で直接支払う。
福澤さんは「もう一つの鹿児島の楽しみとしてぜひご乗車ください。地元女性が明るくガイドします」。3日前までにいちき串木野総合観光案内所 電話0996―32―5256へ予約を。
また、いちき串木野市に来春、薩摩藩英国留学生記念館が開館する。幕末にイギリスに渡った19人の若者を顕彰する施設で、15年の維新150周年では拠点施設の一つとして期待される。
実は同市から出向している西久保さん。「修学旅行や歴史を学ぶ施設としてピッタリではないでしょうか」。
鹿児島県いちき串木野市の皆さん